導入事例

企業名 ストーバー・ジャパン株式会社
所在地 ドイツ、プフォルツハイム
業種 製品製造業
設立年月日 1934年
社員数 750名以上
ビジネスモデル 高精度の遊星歯車減速機の供給
導入サービス CRM Books Inventory

導入企業の特長

ドイツに本社を構えるストーバーは、世界中のさまざまな産業や市場の機械・装置メーカーに対して、 ドライブとオートメーションのためのシステムソリューションを提供しています。
Zohoに関しては、日本法人社長が自ら導入を推進し、本社とのレポーティングおよび在庫管理に活用されています。

なぜZohoの導入に踏み切れたのか?

カスタマイズ費用と本番導入までの期間に優位性を感じた

2018年10月、CRMシステムの新規構築と既存ERPシステムのリプレイスが命題となっていました。あらゆるシステムを検討しましたが、これまでの導入経験から、ほどんどのCRMとERP製品はカスタマイズ費用がかかり、本番導入までの時間がかかるため躊躇してしました。
そんな中、ZoholicsでZohoOneを活用すると、これらの悩みを解決できることを知り、トライアルを経て自社導入を決めました。

実績あるZohoパートナー企業からの支援により安心して導入できた

他製品の導入経験があるとはいえ、新規システム導入となると一抹の不安がありました。
しかし、Zoho導入支援の豊富な実績があるカイト合同会社様にサポートいただくことで、スムーズに導入することができました。

導入支援パートナー:カイト合同会社(KITE, LLC) お問い合わせはこちら

少人数でも運用できるZoho

優れたUI(ユーザーインターフェース)で、ITに詳しくなくてもすぐ使える

日本法人はわずか数名体制で業務をしています。そのうち一人はアシスタントで、日々の請求書発行や在庫管理などをこなしています。彼女は、ITに詳しくありませんが、ZohoのUIが優れているため、引き継ぎ工数が多くかからず、すぐに業務ができるようになりました。

現場への導入で苦労したこと

システムの連携の大変さを熟知しているからこそ、オールインワン製品を求めた

実は、ドイツの本社では、ERPシステムはSAP社、CRMシステムについてはMicrosoft社 Dynamicsを使用しています。日本法人のシステムをリプレースする際、本社方針に則って、SAP社やMicrosoft社のシステムを導入するよう命じられました。システムを部分導入すると、自力でシステム間連携を構築するのは難しいことを理解していたため、フロント・バック業務を含めてカバーできるオールインワン製品を探していました。そして、Zoho導入の際は、本社へ何度も繰り返し説得をし、導入を実現しました。

Zohoの良かったところ

システムに業務プロセスをあわせることで、最新の機能を使えている

世界標準の業務プロセスにあわせた形で、機能が取り揃えられているため、自社の業務プロセスを見直す良いきっかけになりました。システムに業務プロセスをあわせることで、カスタマイズが発生せず、常に最新の機能を使うことができています。
また、Zohoであればトライ&エラーで機能検証が容易に行えるため、思い付いたときに、すぐ試せることもよかった点です。

使いたいアプリを簡単に拡張できる

既存顧客をCRMで管理するところから始めました。顧客データにもとづく請求書発行業務についてはBooksで、製品・部品の在庫管理ではInventoryを活用しています。現時点では、既存顧客の維持・リピート購入に注力していますが、今後、新規顧客へアプローチしていく予定です。
MAやSFA領域のアプリも容易に拡張できるとこもZohoの良いところです。Zoho Analytics、Zoho Projects、 WorkDriveも使い始めました。自前のファイルサーバから移行することで、遠隔からアクセス可能となり、ISO標準に基づくセキュリティ管理システムなので、安心です。

あなたにとってのDX推進とは

はじめに、Faxや紙などのアナログ情報をスキャンしデジタル化すること。次に、出張先や外出先でデータがみれるように共有ファイルサーバへアップロードすること。この2点がDX推進の一歩目、二歩目だと考えています。
また、ファイルサーバは自社サーバではなく、クラウドサーバを活用することで、情報セキュリティリスクを回避できます。私たちは、このような環境を整えることで、オフィスに出社する必要もなく、自宅から仕事ができるようになりました。今後も、Zohoをフル活用しながら、自社のDX化を推し進めたいと思います。