導入事例

企業名 半導体検査機器メーカー
所在地 大阪、東京
業種 製品製造業
設立年月日 2000年2月
社員数 25名
ビジネスモデル 半導体検査機器の提供
導入サービス CRM Campaigns Sales IQ

導入企業の特長

同社は、半導体の検査機器を製造する企業さまです。企業の研究開発部門、国の研究機関、大学等に対して半導体の検査機器を提供しています。
Zohoに関しては、営業担当者自らが導入・運用・カスタマイズを行い、MA(マーケティング・オートメーション)の実現・営業管理に活用されています。

なぜZohoの導入に踏み切れたのか?

「実現したいことが網羅されている」かつ「価格が安かった」

デジタルマーケティングの展示会でMA(マーケティング・オートメーション)について知り、まずは他社製品のMAツールを半年間運用していました。MAツールを運用していく中でCRM/SFAを活用した顧客管理と営業管理にも必要性を感じ、CRM/SFAツールの調査を始めました。
しかし、他社のツールを比較検討しましたが、いずれのツールもZohoと比較して高価で、自社の規模感とマッチするものがなかなか見つかりませんでした。そんな中、コストパフォーマンスが良いZohoを発見し、Zohoを導入することでCRM/SFAはもちろんMAも実現できることが分かったため、自社導入を決めました。

Zohoをどのように使っているか?

顧客情報の一元管理が実現し、メルマガによる定期アプローチの結果問合せ数が、
約20~30%向上

一番行いたかったのはCRM/SFAの部分です。Zoho導入前は、名刺の管理を営業担当それぞれに任せていましたが、導入後は営業担当2名で150件の商談をZoho CRMによって管理しています。
また、Zoho SalesIQでサイト訪問者の動きを把握し、チャットで顧客情報の収集もしています。Zoho SalesIQから得た情報もZoho CRMと連携し一元管理を行っています。
このようにZoho CRMで一元管理している顧客に対して、Zoho Campaignsを用いてステップメールを配信するといったことも行っています。

現場への導入で苦労したこと

仕組みの全容理解に時間がかかった

システム構築の経験がなかったため、全容を理解することに時間がかかりました。ゾーホージャパンのサポート外の内容については英語ナレッジベースを読んだり、ゾーホー本部と英語でやり取りを行う必要があったため理解するまでに時間がかかる場面もありました。
一度全容を理解すると細かなカスタマイズはスムーズに行うことができるようになったため、一度日本語で体系的に学ぶことができる機会があればよりZohoを導入しやすいと思います。

Zohoの良かったところ

操作性が良いので他社ツールに比べ容易に実装できる

ステップメール施策などで顧客との接点を増やせたため、数値に出してはいませんが、何か困りごとがあった場合に自社を思い出していただく割合が増えたと感じています。
このステップメール施策もZoho導入前のように営業担当がそれぞれで名刺管理をしている状態では実現できませんでした。
ここまでのZoho構築・カスタマイズはベンダーに頼らず私一人で行うことができ、他の営業担当者もストレスなく使用できているため、Zohoの操作性は非常に高いと感じています。

あなたにとってのDX推進とは

効率化と同じで今までの手間をイチにするための手段だと思います。例えば自社の場合、Zoho導入前は顧客情報を管理しておらず、訪問ベースのアプローチではせいぜい月40件程度が限界でしたし、メールで定期的に安定してフォローすることも難しかったと思います。
Zoho導入後はステップメール施策によって2000件へ定期的にアプローチを行うことができています。このように、手間がかかっていたから実現できなかったことを実現することができるものだと考えています。
コストは運用における費用のみなので、中小企業はぜひZohoの導入をオススメします。